総統府の張惇涵報道官が24日に明らかにしたところによると、蔡英文総統は同日午前に総統府内で、中米に位置し中華民国（台湾）と外交関係を持つ国、ホンジュラスのフアン・オルランド・エルナンデス大統領と電話会談を行った。蔡総統はその中で、この日が家族や友人の集うクリスマスイブであることに触れ、中華民国政府と国民を代表してホンジュラスの人々が楽しいクリスマスを過ごせるよう、そして素晴らしい新年を迎えられるようにと祈った。
蔡総統はまた、台湾とホンジュラスには国と国との長年の友情があり、友好的かつ協力的な関係も絶えず進展していると強調、とりわけエルナンデス大統領が政権を握ってからは二国間の協力分野がいっそう広がり、友情もより深まったとの認識を示した。
一方蔡総統は、ハリケーンによる被災地の復興状況に特に関心を寄せた。蔡総統は、今年11月、二度にわたるハリケーンで深刻な被害を受けたホンジュラスの人々の生活が1日も早く日常を取り戻せるよう心から願い、台湾は常にホンジュラスを気にかけ、その友情も断固として揺らぐものではないと語った。電話会談は約10分間で、国家安全会議の顧立雄秘書長と呉釗燮外交部長（外務大臣）も対話に加わった。